木材はレーザー加工需要の最も高い素材のひとつです。
ブナ、メイプル、チェリーなど様々な種類の木材がありますが、それぞれの硬さや密度、樹脂量などが異なるためレーザーで加工した際の仕上がり具合やその加工条件が大きく異なるのが木材加工の特徴です。その為、お客様のご希望にマッチした木材や加工条件を選ぶことが大きなポイントになります。
明るい色で樹脂量の多い木材は、レーザーで加工した際にきれいな加工結果に仕上がります。
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木材はその種類や、同じ種類の木材であってもその使用する部分によって、密度や樹脂量が異なります。その為、最適な加工結果を求める場合、マテリアルデータベース内に蓄積された加工条件を微調整しながら加工を行う必要があります。
加工時間を最短にする為には、加工速度を100%に設定してから、加工結果を見ながら出力を調整すると良いでしょう。
樹脂の量が多いと煙やヤニの量が多くなりますので、大きな素材を加工する場合は、マスキングテープなどでマスキングしてから加工すると綺麗な仕上がりになります。
マスキングできない場合は、加工後に軽く水を含ませたスポンジなどで拭くと綺麗になります。
木材切断には2.0”レンズが一般的です。画像など細かい彫刻を行う場合は、1.5”もしくはHPDFOレンズがお勧めです。
木材はレーザーのビームを吸収しやすい為ビームを照射した場合、スポット径が約二倍に広がります。その為、DPI設定を高く設定する必要はあまりありません。通常は、4程度でよいでしょう。
また、加工精度を求める場合は、スポット径の広がりを考慮してデータを作成すると綺麗な仕上がりになります。
エアーは加工の仕上がり具合を見ながら強弱の調整を行うと、綺麗な仕上がりになります。
強すぎるエアーは、逆に汚れを撒き散らす原因になるので注意が必要です。
アクリルへのレーザー加工は、トロフィーや、フォトフレームへの利用から始まり、オブジェや、写真データの加工まで様々な用途に利用されています。
レーザー彫刻が可能な様々な素材の中でも、透明度が高くその仕上がり具合の美しさは際立っています。
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アクリルには押出しタイプとキャストタイプの二つの種類があります。この違いにより、加工結果が異なります。
キャストの場合、レーザー彫刻面が白くなるので、サインや写真データの彫刻など、アクリルの加工面を目立たせたいものに適していますので、ギフト商品などに利用されています。
なお、一般的には、キャストアクリルの方が価格が高くなります。
押出しの場合、レーザーでの彫刻面が白くならないので、文字や形の切り抜きに適しています。
また、キャストアクリルを使用して写真のデータなどを加工する場合、アクリルの裏面にデータを反転させて画像を彫刻することもできます。
こうすると写真データがアクリルの中に浮かび上がったかのような加工ができます。
加工後、アクリルを磨く場合はアクリル専用の磨き布を使用しましょう。ペーパータオル等を使用するとアクリル表面に傷がつき、表面にサンドペーパーをかけたように白く濁ってしまいます。
アルコールを含むクリーナーの使用も辞めましょう。速乾性のクリーナーは、アクリルにヒビが入る原因になります。
アクリルの切断には、ハニカムテーブルが適していますが、高い出力で切断を行うとテーブルから反射したビームでアクリルの裏側にハニカムの跡が残ってしまう場合があります。
それを防ぐには、ハニカムテーブルの上に冶具などを置き、テーブルからアクリルを浮かせた状態で加工すると反射によってアクリルを傷つけることがなく加工ができます。
集塵機:アクリルの場合、木材とは異なる臭いの種類になる為、一般的に同じ集塵機で対応することが難しい素材です。
主に加工するのが、アクリル系なのか、木材系なのか購入前に考慮することが望ましでしょう。
レーザー彫刻にてネームプレートを製作する際にもっとも適した素材がこの二層板です。
これは、上板と下板が異なる2色の板で構成されていて、上板にレーザー加工を施すと下板の異なる色が見えるのであたかも加工跡に色を入れたかのように見える板のことです。
マンションプレートや表札、ネームプレートやペットタグなど様々な用途に利用できます。
上板、下板の色や風合いには様々なタイプのものがありますので、お客様のニーズにあわせて素材をお選びください。
(弊社の素材販売では、様々な二層板を取り扱っています。今後)
集塵機の必要性:必要
エアー:必要
ハニカムテーブル:推奨(切断時)
ユニバーサルレーザーシステムズ特許取得済みのHPDFOレンズで高出力のレーザー光を作り出し、金属へのマーキングを行うことができます。
また、着色された金属にレーザーマーキングを実施することも可能です。
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集塵機の必要性:不要もしくはブロアー対応で可
エアー:不要
ハニカムテーブル:不要(切断不可能の為)
紙のカットもレーザー加工機の得意とする分野です。特に、日本では和紙や切り絵の文化がありますので、この分野への活用は今後期待されるところです。
一般には、レーザーで紙を切断すると燃えてしまうかのように思われがちですが、適した条件で加工を実施することにより焦げの少ない加工を実現することが可能です。
最近では、スクラップブッキングや、オリジナルフレームの製作、アート作品への利用も進んでいます。
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古来より重要な文章は石に彫刻され保存されてきました。現代にいたっても、石への彫刻はその永続性と、石独特の質感から、エレガンスで高貴なプレゼンテーションを実現する為にもっとも適した素材といえるでしょう。
石へのレーザー彫刻は、大理石をはじめ様々な分野で実施されています。
近年では、写真データの石への彫刻も行われ、その美しい結果は驚くほど綺麗な結果となります。
レンガへのマーキングは、少し強めの出力が必要になります。
写真のマーキングは、30ワットの加工機を出力:100%、速度5%で加工したものです。
加工時間は6分程度でした。
文字は少し彫れたような仕上がりになりますが、他の素材に比べてマーキングした部分の色がレンガの色と大きな違いが
ないため、遠くから見た場合は目立たない可能性があります。
遠くから見るような加工を行う場合は、サイズの大きめなデータを使用する方が良いでしょう。
ゴム印を作成する為に小型レーザー加工機が使用されています。
ゴムは臭いや塵が最も発生しやすい素材である為、適した集塵機を購入することがもっとも重要になります。
集塵機の必要性:必要
エアー:必要
ハニカムテーブル:推奨(切断時)
加工条件により、立体加工を施すことも可能です。(ヘッドの向きは変わらない為、3次元加工とはことなります)
ゴム印もその機能を利用して、立体加工を施しています。
画像データは、ハーフトーンのデータを作成するだけで、後はマテリアルベースプリンタードライバーが自動で認識して立体加工を施してくれる為、非常に簡単です。
素材名 |
|
金属マーキング |
||
彫刻 |
切断 |
ダイレクト |
MMC |
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ABS樹脂 |
○ |
○ |
|
|
アクリル樹脂 |
○ |
○ |
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|
アボナイト(人造大理石) |
○ |
○ |
|
|
レンガ |
○ |
|
|
|
厚紙 |
○ |
○ |
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|
セラミック |
○ |
|
|
|
再生チップボード |
○ |
○ |
|
|
コーリアン(メタクリル樹脂 |
○ |
○ |
|
|
コルク |
○ |
○ |
|
|
デルリン |
○ |
○ |
|
|
ファブリック |
○ |
○ |
|
|
グラスファイバー |
○ |
|
|
|
発泡材 |
○ |
○ |
|
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ガラス |
○ |
|
|
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御影石(花崗岩) |
○ |
|
|
|
ケブラー(アラミド合成繊維) |
○ |
○ |
|
|
ラミネート樹脂 |
○ |
○ |
|
|
皮革 |
○ |
○ |
|
|
大理石 |
○ |
|
|
|
メゾナイト(硬質繊維板) |
○ |
|
|
|
マットボード |
○ |
○ |
|
|
メラミン(不燃性硬化樹脂) |
○ |
○ |
|
|
真珠母貝 |
○ |
○ |
|
|
MDF(硬質繊維板) |
○ |
○ |
|
|
マイラー(強化ポリエステル) |
○ |
○ |
|
|
ナイロン |
○ |
○ |
|
|
紙 |
○ |
○ |
|
|
パーティクルボード |
○ |
○ |
|
|
ポリカーボネート |
○ |
○ |
|
|
ポリプロピレン |
○ |
○ |
|
|
ポリエステル |
○ |
○ |
|
|
プレスボード(ボール紙) |
○ |
○ |
|
|
レジン(ポリウレタン樹脂) |
○ |
○ |
|
|
ゴム |
○ |
○ |
|
|
シリコーン |
○ |
○ |
|
|
シルク(絹) |
○ |
○ |
|
|
スチレン |
○ |
○ |
|
|
タイル |
○ |
|
|
|
トラバーチン(多孔質石灰岩) |
○ |
|
|
|
ツイル(布地) |
○ |
○ |
|
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木材 |
○ |
○ |
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アルママーク(レーザーマーキング用アルミ板) |
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○ |
|
アルミニウム |
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|
○ |
アルマイト処理アルミニウム |
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○ |
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真鍮 |
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|
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○ |
カーバイト |
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|
○ |
○ |
コバルト |
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|
|
○ |
銅 |
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|
|
○ |
鉄 |
|
|
○ |
○ |
ニッケル |
|
|
|
○ |
錫 |
|
|
○ |
○ |
ステンレス |
|
|
○ |
○ |
チタニウム |
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|
○ |
○ |
タングステン |
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|
○ |
○ |
※切断可能な材料の厚みや彫刻の深さは、レーザー出力と材料の種類によって異なります。
※ダイレクト:オプションのHPDFOを使用した場合です。
※Metal Marking Compoundsを使用した場合です。
※塩ビを加工すると有害ガスの塩素が発生する為、全てのレーザー加工機で塩ビを加工することは出来ません。