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レーザー加工とは

レーザー加工とは、発振器と呼ばれる特殊な装置の中で増幅させたエネルギーを、木材やガラス等の表面に照射することによって、彫刻や切断を行う加工のことです。レーザーは不可視光線ですので肉眼で見ることは出来ませんが、加工する媒体と反応して発光します。従来のレーザー加工機は非常に大型で高価であること、また特別のソフトと知識が必要であった為に工業関連企業で使用されることがほとんどだったのですが、ユニバーサルレーザーシステム社の加工機は小型で安価、また特別のソフトも不要で、ウィンドウズのパソコンとつなげて通常のプリンターとほぼ同じ方法で使用できるため一般ユーザーでも使用できる環境ができました。今では、広告関連、工芸品製造、印象業界、学校等あらゆる業界で使用されています。

レーザー加工機   レーザー加工機
 

レーザーの基本原理はアインシュタイン博士によって1916年にその概念が提案されました。1960年代には数々の種類のレーザーが発明され、現在では大きく分けてCo2レーザーとYAGレーザーと呼ばれる2種類が一般的に使用されています。Co2レーザーは、炭酸ガスを主体にした混合ガスを封入して放電をするもので、弊社で取り扱っているULS社のレーザーは全てCo2レーザーです。YAGレーザーは、YAGという結晶に活性化イオンを封入させたものを使用します。YAGレーザーは、透明の物体を透過する性質があるため、ガラス等の表面加工はできませんが、複数の方向からレーザーを照射し、透明物のなかでぶつけることで透明物の中だけ加工することが可能です。

CO2レーザー加工品   YAGレーザー加工品

CO2レーザー加工品
 

YAGレーザー加工品

レーザー加工機の主な用途

レーザー加工機は、それ自体が特別な用途の為に限定されて製造された加工機ではありませんので、あらゆる用途に使用することが可能です。

ULS社の小型レーザー加工機は、小型で簡単なデータ作成ですぐに加工が可能である為、型を使用しない単品の加工や、オーダーメイドの製品加工、また店舗先での現場加工などにも利用されています。ネームプレート、ゴム印、木札、トロフィーはじめ、工業製品の試作や、量産にも多く使用されています。レーザー加工機の用途について、詳しくはレーザー素材リストをご覧ください。

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