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加工ブログ

革へのレーザーマーキング

2009年08月10日

今日はレーザーによる革へのマーキングを行いたいと思います。
素材は、厚さ2ミリの天然の革を使用しました。
DPP_0001.JPG

デザインされたASKの文字をマーキングして見たいと思います。
ドライバ上のデータです。
Driver.JPG
データは、市販の素材集を使用しました。
様々なサンプル作成には何かと便利です。

 


加工中の写真です。
DPP_0022.JPG
レーザーが照射されている部分が白く光っているのが見えます。

 
DPP_0035.JPG
完成です。

これではちょっと物足りなかったので、追加で枠をつくりたいと思います。
追加で加工する方法は、まず材料は動かさずそのままにし、追加する部分をソフト上で追加します。
Corel.JPG
ASKの文字の上下に枠を追加しました。


既に加工が終了しているASKの文字は加工したくないので、ソフト上で枠の部分だけを選択し、
印刷のプロパティから部分選択を選びます。これで選択した枠のみ印刷することができます。
ソフト上でASKの文字と枠の部分にそれぞれ別の色を使用し、ドライバー上で文字部分を
Skipすることでも同様の加工が可能です。)

ドライバー画面はこうなります。
Driver2.JPG

 

完成です。
DPP_0039.JPG


DPP_0047.JPG
焦げ具合が程よく、高級感・存在感があります。
革製品では、手帳、名刺入れ、定期入れ、ルト、ブレスレット、携帯ストラップ等アイディアと
デザイン次第で商品の幅は広がります。
 
いつものように、参考ですが今回の加工条件を載せておきます。
VLS2.30-30W 2.0レンズ エアー無し
材質:天然革2mm厚
ラスター加工:Power :22%、 Speed :100%、DPI: 5  
加工時間:6:48(ASKと枠をあわせて)
加工部分の面積:8.5cm x 14cm

サンプルをご希望の方は弊社クイックレーザー事業部までお気軽にお問い合わせ下さい。


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