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加工ブログ

木材

まずはワークをセットし、専用の治具を使いレンズの焦点を合わせます。

 

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IMG_7584.jpg エアーを噴き付けながら加工します。

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完成しました。

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木材はその種類や、同じ種類の木材であってもその使用する部分によって、密度や樹脂量が異なります。その為、最適な加工結果を求める場合、マテリアルデータベース内に蓄積された加工条件を微調整しながら加工を行う必要があります。
加工時間を最短にする為には、加工速度を100%に設定してから、加工結果を見ながら出力を調整すると良いでしょう。

樹脂の量が多いと煙やヤニの量が多くなりますので、大きな素材を加工する場合は、マスキングテープなどでマスキングしてから加工すると綺麗な仕上がりになります。
マスキングできない場合は、加工後に軽く水を含ませたスポンジなどで拭くと綺麗になります。

木材切断には2.0"レンズが一般的です。画像など細かい彫刻を行う場合は、1.5"もしくはHPDFOレンズがお勧めです。
木材はレーザーのビームを吸収しやすい為ビームを照射した場合、スポット径が約二倍に広がります。その為、DPI設定を高く設定する必要はあまりありません。通常は、4程度でよいでしょう。
また、加工精度を求める場合は、スポット径の広がりを考慮してデータを作成すると綺麗な仕上がりになります。

エアーは加工の仕上がり具合を見ながら強弱の調整を行うと、綺麗な仕上がりになります。
強すぎるエアーは、逆に汚れを撒き散らす原因になるので注意が必要です。


左:エアーシステムなしの場合    右:エアーシステムを使用した場合

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今回はレーザーカッターで木札をつくってみたいと思います。

使用したのはポプラの木ですが、他にも木札に使われる木材の種類はたくさんあります。
さくら、柘植、ウォルナット、メープル、竹、ローズウッド、延寿、黒檀や、漆を塗ったタイプもあって、なかなか奥が深いです。

最近では贈り物にも通販でよく見かけますが、一人でリピーターとして何個も持つ人も多いようです。

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今回は木材にレーザーマーキングします。

Tシャツのような形をした木材を加工していきます。

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加工終了直後の写真ですが、掘りが浅かったため、同じところをもう一度マーキングします。

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同じところを二度加工する事で、文字がはっきり分かるようになりました。

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今回はレーザーカッターで木材に石敢當(いしがんとう)という文字を彫刻します。
石敢當とは、沖縄でシーサーとならび、有名な魔よけ効果があるとされるもので、三叉路のつき当たりでよく見かけます。
実際には石に彫られていますが、今回はお守り替わりに持ち歩けるように、ストラップをつくってみたいと思います。

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材料を選択します、木材は硬さが軟質・中間質・硬質と3種類から選べますが、今回は触った感じが
硬かったので、硬質を選びました。

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UCP画面のへデーターを送りました。

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木材の板があったので、素材の下に敷いてみました。
特に必要というわけではありません。ただ素材を引き立てようとして敷いています。
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参考までに今回のラスター加工の加工条件を載せておきます。
VLS2.30 25ワット 加工時間は3分32秒です。

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今回は、VLS4.60-60Wで加工した製品を紹介したいと思います。

木材の加工ですが、龍が細かいところまで加工できています。

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断面は、焦げがつよく出てしまいました。

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続いてレーザーカッターでカットしたアクリルの10mmになります。

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断面は、研磨しなくてもつるつるの状態に仕上がります。

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今回は加工中の画像はありませんが、60Wクラスになりますと、アクリルの10mmもきれいに
仕上げることができました。


今回は、レーザーカッターでフォトフレームにレーザーマーキングしていきます。

まずは、フレーム部分へのマーキングを行います。
100円ショップで仕入れたものですが、材質は天然木と記載されていました。

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加工直後の写真ですが、集塵機の吸い込み口方向にヤニが出てしまっていますので、
拭き取る作業が必要です。

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木材の材質にもよりますが、今回は簡単に拭き取ることができました。

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フォトフレームの支えの部分にもマーキングして見たいと思います。

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完成しましたので、早速取り付けてみます。
レーザーカッターはラスター加工の際、ヘッドがX軸を左右に動きながら加工するので、下の写真のように支えを取り付けた状態では、加工することは出来ません。
ですが、今回のように部品をフレームと支えに分ける事で加工することが可能になります。

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フォトフレームの表部分の写真です。

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裏面の写真です。

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最後に、今回の加工条件になります。

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ラスター加工 黒 出力100% 速度50%です。
フレーム部分の加工時間は、45秒でした。
今回は、ワンタッチレーザーフォトを使って木材に画像をマーキングしたいと思います。

写真は、以前アクリルの画像マーキングで使用したものと同じになります。

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早速、ワンタッチレーザーフォトを使用して、木材用の加工データへ変換しました。

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データが完成したら、いつものようにUCP画面へデータを送ります。 

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加工前の木材です。
画像マーキングですので、スポット径の小さい1.5インチレンズを使用しました。
  P1080361.jpg レーザーカッターは、X軸方向(左右)に動きながら、上から下へ加工していきます。

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P1080383.jpg 
P1080385.jpg
 
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P1080401.jpg
P1080403.jpg
P1080408.jpgそのころUCP画面でも、加工の進捗にあわせて画像データが現れてきます。
 
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完成しました。

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参考までに、今回の加工条件を載せておきます。
VLS2.30 25W エアー無し。
パワー  100%
スピード 100%
PPI    500
DPI     5


 

新商品PLS6-MWの発表会

2011年06月09日

先日、ユニバーサルレーザシステムズのショールームにて、新商品となるPLS6-MWの発表会があったので参加してきました。

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新機種は、プラットフォーム式でマルチ波長に対応するものです。

マルチ波長とは、下記3種類の異なる波長のレーザーを、発振器を載せ換えるだけで簡単に切り替えることができるレーザーです。

1.従来の波長の10.6ミクロンの光を発振するCO2レーザー
2.波長の1.06ミクロンのファイバーレーザー
3.波長の9.3ミクロンのCO2レーザー

まず、1.06ミクロンのファイバーレーザーは、様々な金属に直接レーザーマーキングをきれいに加工可能することが可能です。

下記写真のように!!マーキング跡は、絶対削り落とされません。

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今までのCO2レーザーだと、金属への加工はMMCという薬剤を使用して焼付けのように行うことが多くありました。

しかし、この方法だと加工条件によっては、マーキング部分を硬い物で擦るとマーキング跡が削り落とされてしまうことがありました。

新しいファイバーレーザーでは、様々な金属に直接レーザーマーキングすることが可能になりましたので、MMC不要で加工跡も削れてしまうことがなくなりました。


また、CO2と違ってファイバーレーザーは、メンテナンスが極端に少なくなり省電力で加工ができるというメリットもあります。

9.3ミクロンのCO2レーザーは、従来の10.6ミクロンのCO2レーザーに比べ波長が短きため、薄いPETやABSシートをきれいに切断することが可能です

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また、この新しい加工機は、加工エリアを照らし出す照明が新しく追加され加工物をセッティングしやすくなりました。

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波長の短いレーザーに対応するために、安全ガラス設計になっております。
レーザーを制御するためのドライバー(UCP)も新しくなり、解像度も最高2,000DPIまで設定可能になりました。

価格は、本体+発振機(ファイバーレーザー)で約780万円程度になる予定です。詳しいことについては、弊社までお問い合わせ下さい。


システム仕様
加工エリア 813 x 457mm (32 x 18 インチ)
最大部品サイズ 940 x 584 x 229mm (37 x 23 x 9 インチ)
サイズ 1118 x 991 x 914 mm (44 x 39 x 36 インチ) 
Front | Side | Back

回転機能 最大直径 203 mm (8 インチ)
電動式Z軸引き上げ機能 18 kg (40 ポンド)
使用できる焦点レンズ 2.0" MW (51 mm) *標準
4.0" MW (102 mm)
HPDFO MW 
レーザープラットフォームインターフェースパネル キーパッドと液晶ディスプレイで、作業中のファイル名、レーザー出力、彫刻スピード、PPIおよびランタイムを表示します。
OSの互換性 操作専用のPCが必要。
Windows XP/Vista/7 32/64 bitと互換性有り
PC接続 USB 2.0
レンズ保護 エアアシストオプション
キャビネットタイプ 据置型
1.06 µm (光ファイバ) 30 ワッツ
10.6 µm (CO2) 10, 25, 30, 40, 50, 60 75 ワッツ 
9.3 µm (CO2) 25, 50 ワッツ
本体重量 156 kg (345 ポンド)
所要電力 220V-240V/15A
排気接続 4インチ(102 mm)ポート2つ
6インチ静圧で500 CFM(1.5 kPaで850 m3/hr) 



今回は、クイックレーザーサンプル帳の無料貸し出しレンタルについて、ご案内いたします。
表紙は下記の写真のような感じになります。

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中身は、アクリル、二層板、木材、画像マーキング、皮革、石材・タイル、紙・布、金属まで、
幅広く一冊のサンプル帳にまとまっています。

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興味がございましたら、1週間無料で貸し出しさせて頂いておりますので、
弊社までお気軽にお問合せ下さい。

アスク工業株式会社 クイックレーザー事業部
TEL:026-221-2211






今回は、レーザーカッターで定番の木札を作って見ます。
まずは、いつものようにデータの準備からです。

グラフィック 2.jpg

標準テーブルにA3の用紙を置きました。

P1070001.jpg

レーザーカッターは、用紙へのレーザーマーキングも可能ですので、
今回はこの用紙の上に実際に加工する木札を載せて加工します。
用紙は、治具の代わりに使用するというわけです。

参考までに用紙の加工条件を載せておきます。
VLS2.30-25W 1.5インチレンズ・エアー無し・集塵機有り
ラスター加工:Power :19%、 Speed :100%、 PPI: 500、 DPI: 5

いつものアウトラインだけの位置合わせと違い、仕上がりもイメージできます。

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焦点は始めに加工した用紙の上から合わせてありましたので、このまま加工すると木札に
対しては、焦点が近すぎてしまいます。
ですから、ここでもう一度木札から焦点合わせを行います。

また、エアアシストコーンを装着していた場合など、近すぎて素材にぶつかる危険もありますので、
注意が必要です。

木札から焦点を合わせれば、加工準備OKです。

P1070019.jpg

加工をスタートさせました。
今回は、ローズウッドという木材を使用しました。
サイズは、16mm×53mmです。

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P1070048.jpg

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完成しました。
お祭りやお寺でよく見かけますが、実はこんな作り方だったんですね。

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左右が対象になっていることが、結構ポイントです。

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用紙へレーザーマーキングしたものと、比べて見ました。

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いつものように、今回の加工条件を記載いたしますので、参考にして見てください。

VLS2.30-25W 1.5インチレンズ・エアー無し・集塵機有り
ラスター加工:Power :100%、 Speed :100%、 PPI: 500、 DPI: 5
加工時間:3:42



今回は、卓球のラケットにレーザーマーキングして見たいと思います。

コーレルドローでは、ワードのようにフォントを自由に選ぶことができます。
逆に、多すぎて選ぶ方が大変なほど選択肢があります。
 
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やっと、フォントが決まりました。
加工時間よりも、フォント選びの方に時間を取られました。
ちなみに、加工時間は49秒です。まさに、クイックレーザーですね。

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後は、いつものようにファイルの印刷画面からデータをUCPへ送るだけです。
赤い四角で囲った部分は、今回加工する部分の目安に使います。
 
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材質が分からなかった(硬くなかった)ので、木材の中間質を選択しました。

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データをUCP画面へ送りました。

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加工前のラケットの状態です。
 
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早速、加工をスタートさせました。

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UCP画面は、加工と連動して動きます。

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加工終了しました。
ヤニが出てしまいましたが、後で拭き取ることにします。
ロゴの上部にヤニが出ているのは、集塵器の吸い込み口が上にある為です。

P1040913.jpg
 
ヤニをきれいに拭き取ってしまえば完成です。
レーザーカッターは、やはりマーキングする際にも非常に簡単ですね。
 
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今回使用したラケットですが、実は100円ショップで仕入れたものです。
最近では何でも売っていますね。
部活動などで、チームオリジナルのロゴを入れたり、名入れして見てはどうでしょうか?

いつものように、参考ですが今回の加工条件を載せておきます。
VLS2.30-25W 2.0インチレンズ エアー無し、集塵器有。
ベクター:Power :100%、 Speed :35%、 PPI: 500、 DPI: 5
加工時間:49秒


今回は、レーザーカッターでオリジナルギフトをつくって見たいと思います。
まずは、いつものようにデータづくりからです。
さっそく文字の入力が済んだら、フォントを選択します。

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加工前の写真です。
今回は、治具を使わずにレッドポインターで位置を合わせましたが、量産する際には
治具を使った方が簡単です。



いつものようにファイルの印刷画面から、UCP画面へデータを送り、
早速加工をスタートさせました。

DPP_0828.JPG

プレビュー画面の写真です。
加工と連動して動きます。

DPP_0813.JPG

加工終了直後の写真です。
上部についている木材のヤニは、後で拭き取ることにします。

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完成です。

DPP_0837.JPGのサムネール画像
 
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世界にたった一つだけのオリジナルメッセージを添えて、父の日に靴と一緒に
プレゼントしてはいかがでしょうか?
毎日使う物だから、喜ばれること間違いなし!!

靴べらはプラスチック製の物もありますが、目立たないものについては加工後に
墨入れする工程が必要になります。

参考までに今回の加工条件を載せておきます。
VLS2.30-25W 2.0インチレンズ エアー無し、集塵器有。
ラスター加工:Power :100%、 Speed :35%、 PPI: 500、 DPI: 5
加工時間:2:53(短)1:52(長) 




今回は、クリスマスに飾り付けするための、雑貨をクイックレーザーで作りたいと思います。

早速、コーレルドローソフトで下記のようなデータを作成し、*UCP画面へおくりました。

*UCP(ユニバーサルコントロールパネル)
過去に加工したデータを開いたり、位置の確認や、レーザーの焦点を合わせる際に使用します。
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加工前の材料の様子です。
今回は、センツキ板3ミリ厚を使用します。
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加工をスタートしました。
今回は木材なので、結構煙が出てしまいました。(木材:400~470° 木材の種類によって異なります)

そろそろフィルターの交換時期かもしれません。フィルターをこまめに取り換えて集塵器に負担をかけないようにしましょう。
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ひとまず、完成です。
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今回は、VLS2.30-30W*レンタル機にてテストしました。

*クイックレーザーのレンタルは、2週間単位で貸し出し可能です。(長期レンタル割引制度有り)
また、弊社では加工に必要なノートPC(コーレルドローインストール済み)、ミニコンプレッサー、集塵器、HPDFOレンズまで、一式を取り揃えております。(お見積もり等は、加工する素材により異なりますので、詳細は弊社クイックレーザー事業部までお気軽にお問合せ下さい。)


あとは、この雑貨を組み合わせて完成。
早速、玄関に飾って見たいと思います。
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いつものように参考ですが、今回の加工条件を載せておきます。
VLS2.30-30W 2.0インチレンズ エアー有り、集塵器有。
ラスター加工: Power :100%、 Speed :40%、 PPI: 500、 DPI: 5
ベクター加工:Power :100%、 Speed :9%、  PPI: 300、 DPI: 5
加工時間:3:49




今年も昨年に引き続き長野商業高校様の文化祭にてマイ箸加工販売のご協力をさせていただくことになりました。
文化祭「長商デパート」は10月23日(金)~25日(日)です。
お近くの方はぜひお立ち寄りください。


さて、今日はその文化祭で行う箸の加工サンプル製作状況をご報告いたします。
昨年は、お客様の名前をレーザーで彫刻したものを販売しましたが、今年はよりグレードアップして彫刻部分に金粉を入れるそうです。どんな仕上がりになるか今から楽しみです。


今日は金粉を入れるまでの箸の準備を行います。

まず箸の位置合わせのための治具を作りたいので、下の写真のようなデータで(箸のサイズ)で、A3の用紙をカットします。
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カット後に箸を設置し、マスキングテープで箸を固定しました。
この時、A3の用紙1枚では厚みが足りなかった為、固定させるのに手間取ってしまいました。
次回からはもう少し厚いものを治具に使いたいと思います。

名入れした後に文字部分へは金粉を入れるため、今回は写真のようにマスキングしたままレーザー加工していきます。
 
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ドライバ上のデータです。
DPP_0202.JPG

 
既に治具を加工したベクター加工用の赤い線部分は、マニュアルコントロール画面でスキップを選択することで加工はされません。
こうすることで、治具に置いた箸上の正しい位置で加工することができます。

まず「長商デパート」の文字をラスター加工します。
 
加工中の写真です。
箸の中央部分にピンポイントでレーザー加工しているのが分かります。(フォントサイズ18pt)
2本分を続けて加工しています。
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ひとまず、完成。
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今回はサンプル品ということで「CHOSHO」の文字を側面に追加で加工しました。
材料をここで一旦側面が上になるように向きを替えて加工します。
 
完成品
DPP_0193.JPG
写真のように、「長商デパート」の文字の側面に「CHOSHO」と追加でレーザー彫刻出来ました。
こうすることで、横に置いた時でも文字を見ることが出来ます。

 
写真では判りづらいのですが実はこの箸、真ん中の金色の部分がネジ止めになっており、折りたたむ事が出来ます。コンパクトに折りたたむことで、携帯に大変に便利ですのでレストランなどでも使っていただくことができます。

エコブームの中、世界にただ一つの自分だけの箸を持ってみてはいかがでしょうか?

さて加工の方はこの後、いよいよ残すところ名入れ部分へ金粉を入れる作業になりますが、ブログの方は本日ここまでにしたいと思います。
続きはまた後日、ブログにアップしますのでご期待下さい。

最後に、今回の加工条件を載せておきます。
VLS2.30-25W 1.5インチレンズ エアー無し
ラスター加工: Power :70%、 Speed :50%、DPI: 6 
加工時間:1:50(長商デパート)
加工時間:1:44(CHOSHO)                                    



レーザーで箸に名入れ

2009年07月08日

今回は、箸への名入れです。

エコブーム、マイ箸ブームで最近はご要望の多い加工内容の一つです。


まずは、箸を置くための治具をつくります。

コーレルドロー上で箸が入るようなサイズの長方形を赤色で描きます。

赤色は後にベクターカットで、箸が収まる部分になります。

箸の先の方は細くしておいた方が箸が安定して加工性が向上します。


次は、青色で名前をラスター加工(彫刻)する文字を入れる目安の部分を作ります。

DPP_0003.JPG


今回、治具には木材を使いまいしたが厚紙でも十分保持が可能です。


加工用テーブルにはカッティング専用の*ハニカムテーブルを使いました。

*純正アクセサリー【ハニカムテーブル】

アルミ製のハニカム状のテーブルです。切断される素材の裏面への影響を最小限にとどめます。格子から吸気するバキューム構造になっていて、下降方向への空気の流れを作り、軽い材料の固定を行ったり加工で生じる粉塵や噴煙をスムーズに排出することが出来ます。

 

DPP_0006.JPG 

治具のレーザー加工後です。


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治具へお箸をセットします。


加工条件は箸の硬さや材質の違いにもよりますが、参考までに今回の加工条件をのせておきます。

使用機器:VLS2.30 25W

ラスター加工、レーザー出力(Power70 %、スピード(Speed50 %、PPI(パルス密度)500、DPI 6


始めは出力を弱くして箸の彫り具合をみて、2度彫、3度彫と同じ場所を何度か加工することによって深さを調整する事もできます。

 

DPP_0012.JPG


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完成。

 

箸の名入れは、ソフト上(コ―レルドロー、イラストレーター等)でフォントや文字の大きさ、縦書き、横書き、左利き用、右利き用など細かく設定可能です。

漆の箸や、折りたたみ箸、エコブームでこれからマイ箸の需要はますます伸びていくと思います。

世界にただ一つだけの箸をレーザー彫刻してはいかがでしょうか。

サンプルをご希望の方は、弊社QL事業部までお問い合わせください。



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