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加工ブログ

レーザーカッターで木材を加工する

2015年01月09日

木材はその種類や、同じ種類の木材であってもその使用する部分によって、密度や樹脂量が異なります。その為、最適な加工結果を求める場合、マテリアルデータベース内に蓄積された加工条件を微調整しながら加工を行う必要があります。
加工時間を最短にする為には、加工速度を100%に設定してから、加工結果を見ながら出力を調整すると良いでしょう。

樹脂の量が多いと煙やヤニの量が多くなりますので、大きな素材を加工する場合は、マスキングテープなどでマスキングしてから加工すると綺麗な仕上がりになります。
マスキングできない場合は、加工後に軽く水を含ませたスポンジなどで拭くと綺麗になります。

木材切断には2.0"レンズが一般的です。画像など細かい彫刻を行う場合は、1.5"もしくはHPDFOレンズがお勧めです。
木材はレーザーのビームを吸収しやすい為ビームを照射した場合、スポット径が約二倍に広がります。その為、DPI設定を高く設定する必要はあまりありません。通常は、4程度でよいでしょう。
また、加工精度を求める場合は、スポット径の広がりを考慮してデータを作成すると綺麗な仕上がりになります。

エアーは加工の仕上がり具合を見ながら強弱の調整を行うと、綺麗な仕上がりになります。
強すぎるエアーは、逆に汚れを撒き散らす原因になるので注意が必要です。


左:エアーシステムなしの場合    右:エアーシステムを使用した場合

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