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加工ブログ

皮革

今回はレーザーカッターの得意とする革へのマーキングを行いたいと思います。

加工前の写真がぼやけていましたので、加工をスタートしている写真からご紹介いたします。
革が反っていましたので、焦点距離がずれないように、マスキングテープで押さえました。

DSC_0108.jpg

DSC_0131.jpg

DSC_0133.jpg
DSC_0142.jpg
わずか60mm幅の中に精密な汽車の絵をマーキングすることができました。

DSC_0153.jpg

今回はレーザーカッターで皮にマーキングしてみたいと思います。

DSC_0243.jpg
完成しました。

DSC_0255.jpg
DSC_0258.jpg
グラフィック 1.jpg
今回のラスター加工の条件は下記のようになります。

グラフィック 2.jpg


今回はレーザーカッターで皮にマーキングしてみます。
早速、UCPへデータを送りました。

3.jpg
素材は、皮革を選ぶだけで最適な加工条件で加工することができます。
非常に簡単です。
加工結果が気に入らないときには、条件を簡単に変えることも出来ます。

2.jpg

加工前の写真になります。

DSC_0198.jpg
加工後の写真です。
今回はマーキングのみですが、焦げ目がいい感じに仕上がりました。
身近な皮製品では、手帳や、名刺入れ、財布などが喜ばれます。

DSC_0212.jpg

今回は、レーザーカッターで革製品(キーホルダー)にマーキングしたいと思います。

P1080125.jpg
早速加工データを作成します。
キーホルダーへマーキングする部分の目安として、円を描きました。


グラフィック 1.jpg
カテゴリーから、皮革を選択します。

グラフィック 2.jpg
プレビュー画面へデータを送付完了です。
加工エリアの目安となる外周はUCP(ユニバーサルコントロールパネル)へは送付しないよう
ご注意ください。

グラフィック 3.jpg
1.5インチレンズを使用します。

P1080135.jpg
P1080139.jpg
レーザーカッターのデスクトップタイプは、ラスター加工においてのスピード100%設定では、
1,270mm/秒となります。

写真では、ぶれてしまいますね。

P1080145.jpg
完成しました。
わずが35秒で名入れ完了です。

P1080158.jpg
考までに、加工条件を載せておきます。

加工時間 35秒
加工条件
VLS2.30 25ワット
Rast  25%  100% 500 5
エアーなし。




新商品PLS6-MWの発表会

2011年06月09日

先日、ユニバーサルレーザシステムズのショールームにて、新商品となるPLS6-MWの発表会があったので参加してきました。

IMG_3325.jpg








































新機種は、プラットフォーム式でマルチ波長に対応するものです。

マルチ波長とは、下記3種類の異なる波長のレーザーを、発振器を載せ換えるだけで簡単に切り替えることができるレーザーです。

1.従来の波長の10.6ミクロンの光を発振するCO2レーザー
2.波長の1.06ミクロンのファイバーレーザー
3.波長の9.3ミクロンのCO2レーザー

まず、1.06ミクロンのファイバーレーザーは、様々な金属に直接レーザーマーキングをきれいに加工可能することが可能です。

下記写真のように!!マーキング跡は、絶対削り落とされません。

P1070994.jpg



























今までのCO2レーザーだと、金属への加工はMMCという薬剤を使用して焼付けのように行うことが多くありました。

しかし、この方法だと加工条件によっては、マーキング部分を硬い物で擦るとマーキング跡が削り落とされてしまうことがありました。

新しいファイバーレーザーでは、様々な金属に直接レーザーマーキングすることが可能になりましたので、MMC不要で加工跡も削れてしまうことがなくなりました。


また、CO2と違ってファイバーレーザーは、メンテナンスが極端に少なくなり省電力で加工ができるというメリットもあります。

9.3ミクロンのCO2レーザーは、従来の10.6ミクロンのCO2レーザーに比べ波長が短きため、薄いPETやABSシートをきれいに切断することが可能です

IMG_3336.jpg























また、この新しい加工機は、加工エリアを照らし出す照明が新しく追加され加工物をセッティングしやすくなりました。

IMG_3337.jpg






































波長の短いレーザーに対応するために、安全ガラス設計になっております。
レーザーを制御するためのドライバー(UCP)も新しくなり、解像度も最高2,000DPIまで設定可能になりました。

価格は、本体+発振機(ファイバーレーザー)で約780万円程度になる予定です。詳しいことについては、弊社までお問い合わせ下さい。


システム仕様
加工エリア 813 x 457mm (32 x 18 インチ)
最大部品サイズ 940 x 584 x 229mm (37 x 23 x 9 インチ)
サイズ 1118 x 991 x 914 mm (44 x 39 x 36 インチ) 
Front | Side | Back

回転機能 最大直径 203 mm (8 インチ)
電動式Z軸引き上げ機能 18 kg (40 ポンド)
使用できる焦点レンズ 2.0" MW (51 mm) *標準
4.0" MW (102 mm)
HPDFO MW 
レーザープラットフォームインターフェースパネル キーパッドと液晶ディスプレイで、作業中のファイル名、レーザー出力、彫刻スピード、PPIおよびランタイムを表示します。
OSの互換性 操作専用のPCが必要。
Windows XP/Vista/7 32/64 bitと互換性有り
PC接続 USB 2.0
レンズ保護 エアアシストオプション
キャビネットタイプ 据置型
1.06 µm (光ファイバ) 30 ワッツ
10.6 µm (CO2) 10, 25, 30, 40, 50, 60 75 ワッツ 
9.3 µm (CO2) 25, 50 ワッツ
本体重量 156 kg (345 ポンド)
所要電力 220V-240V/15A
排気接続 4インチ(102 mm)ポート2つ
6インチ静圧で500 CFM(1.5 kPaで850 m3/hr) 



今回は、クイックレーザーサンプル帳の無料貸し出しレンタルについて、ご案内いたします。
表紙は下記の写真のような感じになります。

IMG_7931.jpg





中身は、アクリル、二層板、木材、画像マーキング、皮革、石材・タイル、紙・布、金属まで、
幅広く一冊のサンプル帳にまとまっています。

IMG_7905.jpg

IMG_7924.jpg















































興味がございましたら、1週間無料で貸し出しさせて頂いておりますので、
弊社までお気軽にお問合せ下さい。

アスク工業株式会社 クイックレーザー事業部
TEL:026-221-2211





今日はレーザーによる革へのマーキングを行いたいと思います。
素材は、厚さ2ミリの天然の革を使用しました。
DPP_0001.JPG

デザインされたASKの文字をマーキングして見たいと思います。
ドライバ上のデータです。
Driver.JPG
データは、市販の素材集を使用しました。
様々なサンプル作成には何かと便利です。

 


加工中の写真です。
DPP_0022.JPG
レーザーが照射されている部分が白く光っているのが見えます。

 
DPP_0035.JPG
完成です。

これではちょっと物足りなかったので、追加で枠をつくりたいと思います。
追加で加工する方法は、まず材料は動かさずそのままにし、追加する部分をソフト上で追加します。
Corel.JPG
ASKの文字の上下に枠を追加しました。


既に加工が終了しているASKの文字は加工したくないので、ソフト上で枠の部分だけを選択し、
印刷のプロパティから部分選択を選びます。これで選択した枠のみ印刷することができます。
ソフト上でASKの文字と枠の部分にそれぞれ別の色を使用し、ドライバー上で文字部分を
Skipすることでも同様の加工が可能です。)

ドライバー画面はこうなります。
Driver2.JPG

 

完成です。
DPP_0039.JPG


DPP_0047.JPG
焦げ具合が程よく、高級感・存在感があります。
革製品では、手帳、名刺入れ、定期入れ、ルト、ブレスレット、携帯ストラップ等アイディアと
デザイン次第で商品の幅は広がります。
 
いつものように、参考ですが今回の加工条件を載せておきます。
VLS2.30-30W 2.0レンズ エアー無し
材質:天然革2mm厚
ラスター加工:Power :22%、 Speed :100%、DPI: 5  
加工時間:6:48(ASKと枠をあわせて)
加工部分の面積:8.5cm x 14cm

サンプルをご希望の方は弊社クイックレーザー事業部までお気軽にお問い合わせ下さい。


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